続落、OPECやロシアの増産見通しが重し=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=66.73(-1.15 -1.69%)

 連休明けのニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近2限月が1.16~1.15ドル安。その他の限月は1.19ドル安~0.02ドル高。

 来月22日の石油輸出国機構(OPEC)総会で、産油国の舵取り役であるロシアとサウジアラビアが増産を協議すると表明していることが引き続き調整安を促した。日量100万バレルの協調減産縮小が協議の軸となる見通し。OPEC加盟国と非加盟国は現行で日量180万バレル規模の協調減産を行っている。

 時間外取引で7月限は65.80ドルまで下落し、4月半ば以来の安値水準となった。通常取引開始を控えて67.35ドルまで下げ幅を縮小する場面はあったが上値は重かった。ただ、通常取引開始後の安値は65.92ドルにとどまった。

(minkabu PRESS編集部) 

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