米CPIのコア指数1月以来の上昇もフラット化は続く=NY債券概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
米国債利回り(NY時間16:41)
2年債   1.683(-0.004)
10年債  2.326(-0.046)
30年債  2.769(-0.062)
期待インフレ率  1.884(-0.013)
※期待インフレ率は10年債で算出

 きょうのNY債券市場、米10年債利回りは下げた一方で、2年債は横ばいで推移。この日発表になった米消費者物価指数(CPI)や小売売上高は予想を上回る内容となり、CPIのコア指数は前年比で1.8%と1月以来の上昇となった。

 FRBの利上げ期待を裏付ける内容ではあったものの、インフレ期待を高めるまでの動意はなく、イールドカーブはフラット化が続いている。

 10年債は2.32%まで低下し、2年債は1.69%付近で振幅。

 2-10年債の利回り格差は64(前日69)まで縮小した。2007年11月以来の水準。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美
 

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