株安などを嫌気し、円高進行＝東京為替前場概況

　ドル円は113円03銭近辺まで一時値を落とした。前日の海外市場で米債利回りの低下や税制改革の不透明感などからドル売りが入るも、113円20銭台で止められていたが、豪ドル円での円高進行などをきっかけに下げ幅を広げた。

　豪ドルは9時半に発表された第3四半期賃金指数が予想を下回り、前年比+2.0％と、予想の＋2.2％を下回る弱いものとなり、対ドル、対円で急落を見せた。豪ドル円は86円台半ばから85円80銭割れまで。

　ジンバブエで軍事クーデターの報道が流れたが、隣国である南アランドへの影響は今ところ目立って見られない。

minkabu PRESS編集部 山岡和雅 

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