米ＧＤＰ確報値は前期比年率＋１．４％に上方修正も、ドル買い反応限定的＝ＮＹ為替

米ＧＤＰ確報値は前期比年率＋１．４％に上方修正も、ドル買い反応限定的＝ＮＹ為替

　第１四半期の米ＧＤＰ確報値は前期比年率+1.4％と改定値+1.2％から上方修正された。個人消費が+1.1％と0.6％から上方修正されたことが要因。ただ、発表後の米債利回りやドル相場は反応が鈍い。

　デフレータが+1.9％、コアデフレータが+2.0％といずれも改定値からは伸びが鈍化したことに加えて、同時刻に発表された新規失業保険申請件数が２４．４万件と事前予想２４万件を上回ったことなどがドル高の動きを限定的にさせているようだ。

　米１０年債利回りは2.27％台半ばと、発表前の水準と大きな変化はみられていない。

USD/JPY　112.69　EUR/USD　1.1397　EUR/JPY　128.43 

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