アジア株 総じて堅調

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:36現在
香港ハンセン指数   25924.55(+298.06 +1.16%)
中国上海総合指数  3144.37(+21.21 +0.68%)
台湾加権指数     10250.60(+93.87 +0.92%)
韓国総合株価指数  2370.90(+9.07 +0.38%)
豪ASX200指数    5805.17(+31.14 +0.54%)
インドSENSEX30種  31321.93(+265.53 +0.85%)

 19日のアジア株は上昇。中国当局が銀行や保険会社による先物市場への投資制限の撤廃を検討するとの報道を受けて、上海市場では金融株などが買われた。他市場も堅調な動きを見せている。

 上海総合指数は反発。保険大手の中国平安保険、銀行大手の招商銀行、証券会社の中信証券、酒造会社の貴州茅臺酒、自動車メーカーの上海汽車集団が買われた。
   
 香港ハンセン指数は続伸。1%超の上昇となった。通信サービスのテンセント・ホールディングス、保険会社のAIAグループ、世界的金融グループのHSBCホールディングス、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)、ホテル・娯楽施設運営のギャラクシー・エンターテインメントが買われた。
   
 豪ASX200指数は続伸。公益事業、金融、資本財・サービスなどの上げが大きい。エネルギー会社のAGLエナジー、天然ガス輸送パイプライン運営会社のAPAグループ、銀行大手のウエストパック銀行、投資銀行のマッコーリー・グループ、道路建設会社のトランスアーバン・グループが買われた。ただ、ロンドン時間に米格付け会社ムーディーズが豪州4大銀行の格下げを発表しており、明日の市場では波乱材料となりそうだ。
 

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