反落、新型肺炎の流行拡大が重し=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=39.62(-1.28 -3.13%)

 ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.28~1.21ドル安。その他の限月は1.16~0.02ドル高。

 米国やインドなど石油の消費大国で新型コロナウイルスの流行が引き続き悪化していることが重しとなった。共同技術委員会(JTC)や共同閣僚監視委員会(JMMC)など、来週の主要産油国の会合を控えて調整売りも入った。現行の合意に基づくと、来月から減産規模の縮小が始まる。

 時間外取引で8月限は前日終値付近で小動き。通常取引開始後、売りが強まると39.27ドルまで下落した。

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