◎〔米株式〕NYダウ、ナスダックとも反落(20日午前)

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 【ニューヨーク時事】週末20日午前のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルス危機を受けて導入された米緊急融資制度の一部終了方針などを嫌気し、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時15分現在、前日終値比156.11ドル安の2万9327.12ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は13.46ポイント安の1万1891.25。
 ムニューシン米財務長官は19日、財務省と連邦準備制度理事会(FRB)が導入した企業向け融資策など一部の新型コロナ緊急制度に関し、12月末の期限を延長しないと明らかにした。国内での感染再拡大にもかかわらず、支援策の打ち切りが発表されたことで、投資家のリスク選好意欲が後退している。また、カリフォルニアやオハイオ州などは夜間の自宅待機令を発表。ニューヨーク市も飲食店やスポーツジムなどを「1〜2週間のうち」に禁止する可能性が高いとの見方を示しており、景気下押しへの懸念も広がっている。
 一方、民主党のシューマー上院院内総務は19日、追加の新型コロナウイルス経済対策法案をめぐる協議を再開することに共和党のマコネル上院院内総務が同意したと発言。協議の行方にも注目が集まっている。
 個別銘柄では、ボーイングが1.5%安、アメリカン・エキスプレスが1.3%安、ビザは0.8%安。一方、ファイザーが1.3%高。同社はビオンテックと共同開発中の新型コロナワクチンについて、20日中に米当局に緊急使用許可を申請すると発表した。(了)
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