◎〔NY債券〕長期金利、横ばい=10年債利回りは0.83%(20日)

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 【ニューヨーク時事】週末20日のニューヨーク金融・債券市場では、足元の新型コロナウイルスの感染拡大が支援材料となる中、長期金利は横ばいとなった。長期金利の指標である10年物米国債利回り(終盤)は前日比変わらずの0.83%となった。
 30年債利回りは0.03%ポイント低下の1.52%、2年債利回りは0.01%ポイント低下の0.16%、3カ月物TB(財務省証券)利回りは0.0051%ポイント上昇の0.0710%だった。
 午前は10年物利回りが0.85%近辺に上昇する場面はあったものの、今週の流れを引き継ぎ、利回りには低下圧力がかかりやすい状況が続いた。コロナ感染再拡大を受けてカリフォルニア州が夜間外出禁止令を明らかにするなど、コロナ対策が景気に及ぼす影響が懸念された。
 午後は材料に乏しい中、コロナの状況を手掛かりに債券買いが優勢な展開が続いた。
 ムニューシン米財務長官が前日、財務省と連邦準備制度理事会(FRB)が導入した企業向け融資策など一部の新型コロナ緊急制度に関し、12月末の期限を延長しないと発表した。このニュースについては「前日の取引終盤や東京市場に影響した」(日系金融機関)との指摘が聞かれたが、この日の相場には大きな影響はなかったもようだ。(了)
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