アジア株 上海株は軟調 米下院が米上場の中国企業に制限課す法案に署名、検査拒否なら上場廃止の可能性も 東京時間14:08現在 香港ハンセン指数 26647.02(+114.44 +0.43%) 中国上海総合指数 3444.46(-4.95 -0.15%) 台湾加権指数 13963.50(-25.64 -0.18%) 韓国総合株価指数 2682.33(+6.43 +0.24%) 豪ASX200指数 6622.60(+32.40 +0.49%) インドSENSEX30種 44796.68(+178.64 +0.40%) アジア株はまちまち。コロナワクチン期待などリスク選好ムードが続いている一方、高値警戒感による調整や米中対立激化を懸念した売りも見られる。 上海株は軟調。米下院は2日、アリババ・グループや百度(バイドゥ)など約170の中国企業を米株式市場から締め出す可能性がある法案を可決した。トランプ米大統領が同法案に署名すれば、すぐに法制化される。同法案は米公開会社会計監督委員会による検査を義務付け、中国企業が3年間にわたり検査を拒否した場合は上場廃止にする。先日にはNYタイムズが、バイデン氏はトランプ米大統領が中国製品に課している追加関税を当面維持する姿勢だと報じており、米中対立懸念が再燃しつつある。そのほか、香港の民主活動家の黄之鋒氏に13カ月半、周庭氏に10カ月の禁錮刑が言い渡されたことや、中国政府に批判的なメディアのネクストデジタル創業者であるジミー・ライ氏が拘束されたことも懸念されている。
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