ゴールドマンが決算発表 株式関連が好調=ダウ採用銘柄

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 ゴールドマンが取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を公表しており、投資銀行部門やトレーディング部門の収益が予想を上回った。トレーディング部門では、株式部門が好調だった。一方、FICC(債券・為替・商品)部門は予想を下回っている。

 投資銀行部門については新規株式公開の増加に伴い、引き受け手数料が前年の3倍近くまで膨らんだ。また、米株式市場が最高値を更新する中、株式トレーディング部門は40%の増収となり、冴えなかったFICC部門を補っている。

 同社のソロモンCEOは発表資料で、「弊社の従業員は、自宅やオフィスで劇的に再編された環境の中で、一連の専門および個人的な課題に見事に対応した」と述べた。

 株価は小幅に上昇して始まっている。

(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):12.08ドル(予想:7.31ドル)
:純収入:117.4億ドル(予想:99.4億ドル)
  トレーディング収益:42.7億ドル(予想:39.8億ドル)
    FICC:18.8億ドル(予想:20.2億ドル)
    株式:23.9億ドル(19.6億ドル)
・投資銀行:27.3億ドル(予想:20.5億ドル)
・純受取利息(NII):14.1億ドル(予想:11.5億ドル)

(NY時間09:41)
ゴールドマン 302.08(+1.07 +0.36%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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