アジア株 総じて上昇、香港株は小反落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:03現在
香港ハンセン指数   29927.76(-34.71 -0.12%)
中国上海総合指数  3621.26(+38.17 +1.07%)
台湾加権指数     16153.77(+347.59 +2.20%)
韓国総合株価指数  3160.84(+46.29 +1.49%)
豪ASX200指数    6823.71(+53.31 +0.79%)
インドSENSEX30種  50040.16(+248.04 +0.50%)

 21日のアジア株は総じて上昇。バイデン新大統領の就任で、米国での大型経済対策への期待感が高まり、米国株式市場ではNYダウなど主要3指数が最高値を更新した。米株先の時間外取引での上昇も支援材料となり、アジア株はおおむね買い優勢で推移した。上海株は続伸。3600の大台を回復して、5年1か月ぶりの高値を付けた。台湾株は反発。ハイテク関連株などを中心に上昇して、最高値を更新した。香港株は小反落。一時3万の大台に乗せたものの、その後は利益確定の売りに押された。
   
 上海総合指数は続伸。酒造会社の貴州茅臺酒、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、化学繊維メーカーの恒力石化、建設機械メーカーの三一重工、飼料メーカーの通威、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)が買われた。
   
 香港ハンセン指数は小反落。世界的金融グループのHSBCホールディングス、通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が買われる一方で、インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディング、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続伸。決済サービス会社のアフターペイ、ソフトウェア開発のブラブーラ・ソリューションズ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャー、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行が買われた。

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