ユーロドルは伸び悩む動きも見せていたものの、再び買いが強まっており、1.2165ドル近辺と本日高値圏に上昇している。目先は21日線が1.22ドルちょうど付近に来ており意識される。 この日はECB理事会が開催され、大方の予想通りに政策は据え置かれた。注目は声明やラガルドECB総裁の会見だったが、それを受けてユーロドルは買いの反応を示している。 声明では「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の全額を使うとは限らない」との文言を繰り返したほか、ラガルドECB総裁は、「見通しのリスクは下に傾斜しているが、顕著ではない。経済活動は12月に提示した基本シナリオにほぼ沿っている」と述べていた。 市場の一部からは、感染拡大が一向に収束を見せず、部分的都市封鎖も延長される中、ハト派な言及が出るのではとの見方もあっただけに、今回の総裁会見は若干楽観的な印象が出たのかもしれない。 前日はバイデン大統領が第46代米大統領に就任したが、巨額の財政刺激策や、広がりが鈍いワクチン接種の拡大加速への期待から、リスク選好の雰囲気が市場には広がっている。為替市場ではリスク回避のドル買い需要が後退する中、改めてユーロドルの買いが強まっているのかもしれない。1.20ドルまで調整の可能性も指摘されていたが、1.22ドル台を回復し、その水準を固めることができれば、1.25ドルを目指す展開になる可能性も出てきている。 EUR/USD 1.2162 EUR/JPY 125.88 EUR/GBP 0.8859 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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