◎〔外為・今日の材料〕ドル、105円台前半=米金利上昇一服で上値重い(24日)

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 24日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、日本が祝日となった前日に軟化した流れを引き継ぎ、1ドル=105円台前半で上値の重い展開が見込まれる。米長期金利の上昇一服が圧迫要因。もっとも「米金利の水準はなお高く、ドル円の下げ余地は限られる」(FX業者)とみられる。予想レンジは104円95〜105円50銭。
 22日東京時間夕方のドル円は、米長期金利の上昇を眺めて105円80銭前後だった。その後、米金利は上昇一服となり、同日の欧米時間にドル円はじり安に推移し、米国時間に104円90銭台に下落した。日本が祝日の前日は、アジア時間は105円前後でもみ合った後、欧米時間に切り返したが、105円台半ばが上値となり、米国時間終盤は105円20〜30銭台で伸び悩んだ。休日明けの東京時間早朝も同水準で推移している。
 このところのドル円は、米長期金利の動向を眺めた展開となっている。米長期金利はバイデン政権の大規模な財政刺激策への期待感から上昇基調を強め、22日には1.4%に迫った。ただ、その後は上昇一服となり、前日はパウエルFRB議長が上院銀行委員会での議会証言で、米景気の回復状況について「FRBの目標到達には程遠い」と述べ、金融緩和策を長期間維持する方針を改めて強調。米長期金利が低下する場面があった。
 市場関係者は「米金利の上昇が一服した状態にあり、ドル円は上値は重くなっている」(同)と指摘する。ただ、「米金利の水準自体は高く、日米の金利差が開いた状態はドル円の支援要因」(大手邦銀)でもあり、下げ余地は限られそうだ。
 本日は東京時間はNZ中銀の金融政策発表、欧米時間は10〜12月期の独GDP詳報、パウエルFRB議長の議会証言(下院)、1月の米新築住宅販売、ブレイナードFRB理事講演、クラリダFRB副議長講演などが予定されている。(了)
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