アジア株 総じて上昇、上海株は大幅続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:08現在
香港ハンセン指数   28773.23(+232.40 +0.81%)
中国上海総合指数  3359.29(-62.12 -1.82%)
台湾加権指数     15853.09(+32.98 +0.21%)
韓国総合株価指数  2976.12(-19.99 -0.67%)
豪ASX200指数    6771.16(+31.59 +0.47%)
インドSENSEX30種  50740.04(+298.97 +0.59%)

 9日のアジア株は総じて上昇。米長期金利の上昇が警戒されて、アジア株にも重石となっている。ただ、前日の米国株式市場ではナスダックが2.4%安と下落したものの、その後の米国株価指数先物の時間外取引で上昇していることなどを受けて、おおむね買い優勢で推移している。上海株は大幅続落。対ドルでの人民元安の進行を背景に資金流出懸念などが広がっているもよう。一時プラス圏に転じたものの維持できず、3400の節目を割り込んだ。

 上海総合指数は大幅続落。酒造会社の貴州茅臺酒、建設機械メーカーの三一重工、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、ワインメーカーの山西杏花村汾酒廠、調味料メーカーの佛山市海天調味食品、航空機部品メーカーの中国航発動力が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反発。保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、世界的金融グループのHSBCホールディングス、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)、インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディングが買われた。
   
 豪ASX200指数は続伸。エネルギー会社のAGLエナジー、天然ガス輸送パイプライン運営会社のAPAグループ、道路建設会社のトランスアーバン・グループ、航空会社のカンタス航空、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、カジノやホテル運営のザ・スター・エンターテインメント・グループが買われた。

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