◎〔米株式〕NYダウ、ナスダックとも続伸(11日午前)

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 【ニューヨーク時事】週末11日午前のニューヨーク株式相場は、米金融緩和策の継続期待などを背景に買いが先行し、続伸している。午前10時現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比38.21ドル高の3万4504.45ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数が26.17ポイント高の1万4046.50。
 米労働省が前日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で12年9カ月ぶりの高い伸びを記録。変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数の伸び率も約29年ぶりの大きさに達した。ただ項目別に見ると、商品や航空運賃などの値上がりが目立ち、インフレ加速は「一時的」との見方を後押しする内容。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に金融引き締めに転じるとの警戒感が和らぎ、来週開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちの姿勢が広がっている。
 個別銘柄を見ると、ロイヤル・カリビアン・グループが下落。カリブ海を含む北米地域で運航を再開したクルーズ船の乗客2人から新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを明らかにした。カーニバル、ノルウェージャン・クルーズラインなど他のクルーズ船大手も売られている。(了)
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