○〔NY金市況・詳報〕金現物、続落=FRBのタカ派的姿勢で(18日)☆差替

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 18日の金現物相場は続落。荒い値動きとなった。週間での下落率は1年超で最大となる見込み。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げを志向する「タカ派的」見通しによるドル高を嫌気した。
 米東部時間午後1時51分(1751GMT)時点で、0.1%安の1オンス=1770.96ドル。週間では5.7%安。前日は2%超下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりの清算値(終値に相当)は、0.3%安の1769ドル。
 FRBは16日、資産購入の縮小について以後毎回の会合で協議することや、2023年に利上げを行う見通しを明らかにした。
 セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁が、インフレは予想を上回る強さで、金融政策のより早期な引き締めは「自然な」対応だと言明したことで、金相場は一層下落した。
 ハイリッジ・フューチャーズの金属取引部門ディレクター、デービッド・ミーガー氏は「市場はFRB当局者の発言を警戒している」と話した。
 ドル指数の週間上昇率はここ約9カ月で最大となる見込みで、ドル以外の通貨所持者にとってドル建ての金の魅力が減退している。
 ただ、ゴールドマン・サックスやコメルツバンクの一部アナリストは、金相場は回復に向かうと予想している。
 キトコ・メタルズのシニアアナリスト、ジム・ウィックオフ氏は、短期的には売り圧力が一層強まる可能性があるものの、歴史的にインフレ高進は貴金属にとって「強地合い」であることから買いの好機とみなされ、どこかの時点で安値拾いが入るだろうと予測した。
 コメルツバンクは年末時点の予測を1オンス=2000ドルで維持した。(ロイター時事)
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