◎〔NY金市況・詳報〕金現物下落=ドル高や利回り上昇などで(23日)

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 23日の金現物相場は、ドル高や、利回りと株価の上昇が金投資への妙味を薄め、下落した。
 金現物は1743GMT(日本時間24日午前2時43分)時点で、0.3%安のオンス当たり1800.72ドル。米先物の清算値は0.2%安の1801.80ドル。
 前週は1カ月ぶり高値を付けたものの、今週は週ベースで0.7%安。新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大に対する懸念が和らいだことで、金を含めた安全資産が売られ、リスク資産への投資意欲が高まった。
 キトコ・メタルズのシニアアナリスト、ジム・ワイコフ氏は「金市場は、新たな需給関係の動意を探っている。動意がない状況だ」と指摘。実質利回りの低下やコロナ感染者数の急増は金相場を一段と押し上げるには十分ではないとの見方を示した。
 その上でワイコフ氏は、「需給要因に乏しく、目先ではテクニカル的にネガティブとなったことで、テクニカルなトレーダーが主導している。一部はショートポジションを取っている」と話した。
 ドル高と米国債利回りの上昇も、金相場を圧迫している。金投資は金利が付かず、利回り上昇は金保有の機会コストを増大させる形となる。(ロイター時事)
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