◎〔週間見通し〕WTI、節目の75ドル到達=第一プレミア証券・野川氏

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 野川佐知・第一プレミア証券投資コンシェルジュ=ニューヨーク原油(WTI)相場では、現在取引中の期近11月きりが一時73.66ドルを付け、8月2日以来の上値に迫った。この勢いはあと少し続き、来週早々に75ドルの節目に達するかもしれない。
 9月以降の上昇は、大型ハリケーン「アイダ」の被害による原油生産の回復の遅れや好調な製品需要を受けた米国の在庫の減少傾向が背景にある。下落要因だった中国の不動産大手、中国恒大集団の経営危機はいったん回避され、株や原油などリスク資産への買いが戻った。
 また、22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、金融緩和の縮小時期が11月に決定されることになった。サプライズはなく、買い安心感が出た。
 しかし、中国恒大の利払い期日は来週も予定されており、これがどうなるかは不透明だ。米国の新型コロナウイルスの感染拡大状況や将来の利上げを考えると、完全に強気にはなれない。75ドルの節目到達後は上値が重くなり、もみ合いに移行するとみている。(了)
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