◎〔NY金市況・詳報〕金現物、上昇=インフレ懸念が支援(12日)

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 週末12日の金現物相場は上昇した。10月の米消費者物価指数(CPI)が大幅に上昇し、インフレヘッジとして投資魅力が増したことで、週間では6カ月ぶりの上げ幅となる見込みだ。
 金現物相場は、米東部時間午後1時54分(1854GMT)時点で、0.3%高の1オンス=1866.87ドル。週間では2.8%高となる見通し。
 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値(終値に相当)は、0.3%高の1868・50ドル。
 金の上げ幅は11月3日以来、110ドルとなった。インフレ懸念が強まっていることや、主要中央銀行が当面、政策金利を維持するとの安心感が相場の支えとなった。
 ブルー・ライン・フューチャーズ(米シカゴ)の主任市場ストラテジスト、フィリップ・ストレイブル氏は「この日は修正日だ。トレーダーらは信じがたい値上がりを受けて、利食い売りを出している。論理的に考えて、100ドルの大幅な上げを眺めて利益確定に動かないのは、ある意味、愚かなことだ」と指摘した。
 金は今週、10月のCPIが高い伸びとなり、注目を集めたことから、ドル高は相場の材料にならなかった。
 米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレを容認して景気を支えるという新たな方針を踏まえ、ソシエテ・ジェネラルのアナリストは、2022年1〜3月期の金相場が平均1オンス=1950ドルで推移すると予想している。(ロイター時事)
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