◎〔NY金市況・詳報〕金現物、横ばい=1%超上昇後に上げ幅縮小(26日)

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 休場明け26日の金現物相場はほぼ横ばい。新型コロナウイルスの新たな変異株が確認されたことでリスク選好意欲が低下、安全資産としての金は買われ、一時1%超上昇した後、上げ幅を縮小した。
 金現物相場は、米東部時間午後1時49分(1849GMT)時点で、0.2%高の1オンス=1791.97ドル。一時1815.26ドルまで値を上げた。
 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値(終値に相当)は、0.1%高の1785.50ドルだった。
 新たな変異株にワクチン耐性があるかどうか研究者が確認を急ぐ中、世界各国・地域は変異株に警戒感を示し、欧州連合(EU)と英国は渡航制限を強化した。これにより幅広い市場で売りが膨らみ、原油や貴金属にも波及した。
 キトコ・メタルズのシニアアナリスト、ジム・ワイコフ氏は、金相場は安全資産買いによって上昇した後、商品(コモディティー)相場が全体的に弱気に転じたことで、最終的には圧迫されたと分析。市場の反応は行き過ぎの可能性が高いとの見方を示した。一方、ドル相場の急落と米国債利回りの低下によって金相場は支えられ、下げ幅も抑えられた。
 ヘレウスの貴金属取引担当者は、足元の状況によって金相場は引き続き下支えされ、米連邦準備制度理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩和の縮小)の話題は当面は目立たなくなると述べた。
 週間ベースではこれまでのところ2.9%安と、下落率は6月中旬以来の大きさ。FRBが早期利上げに踏み切り、金利を生まない金を保有する機会費用が上昇するとの見方に圧迫された。(ロイター時事)
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