◎〔NY金市況・詳報〕上昇、1800ドル超=オミクロン株、インフレ懸念で(17日)

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 週末17日の金現物相場は上昇し、節目の1800ドルを突破した。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」による感染拡大や、インフレ高進を受け、安全資産が買われた。
 金塊は週間では5週ぶりに上昇の見込み。
 金現物相場は米東部時間午後1時56分(1856GMT)時点で、0.2%高の1オンス=1802.12ドル。週間では1.1%高。
 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりの清算値(終値に相当)は0.4%高の1804.90ドル。
 株式市場は全面安。世界の中央銀行が物価上昇圧力の抑制に向けてタカ派姿勢を鮮明にしたことや、コロナ感染拡大による景気下振れリスクが意識された。
 ブルー・ライン・フューチャーズ(シカゴ)のチーフ市場ストラテジスト、フィリップ・ストレイブル氏は「次の四半期にかけて成長が鈍化しつつあり、米株高が修正されている。これに伴い、株式相場から金や銀といった安全資産への逃避が起きているようだ」と分析した。
 ストレイブル氏は、貴金属相場にとって米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策会合の結果が「大きな不安要素」だったが、次は労働指標が焦点になると指摘した。
 サクソバンクのアナリスト、オーレ・ハンセン氏は2022年の金塊の見通しについて、「実質金利が急上昇するとの観測から、弱気相場を見込む向きが多く、不透明感がくすぶる」と予想した。(ロイター時事)
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