◎〔シカゴ穀物展望〕需給報告通過、注目は南米の天候に(14日)☆1

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 【ニューヨーク時事】来週のシカゴ商品取引所(CBOT)の穀物先物市場では、南米の生産地の天候が焦点となる見通し。米農務省が今週発表した農産物需給報告は強弱入り交じる内容で、発表直後はトウモロコシが売り買い交錯、大豆は上昇、小麦は下落で反応。ただ、おおむね市場の想定内だったため、反応は限定的だった。
 需給報告では、2021〜22年度の米国産トウモロコシの期末在庫が市場予想を上回る上方修正となった。生産高予測も引き上げられたほか、四半期在庫報告も市場予想を上回った。半面、世界全体の21〜22年度のトウモロコシ期末在庫は下方修正され、市場予想も下回った。市場関係者は、需給報告が「予想の範囲内で、おおむね無風だった」と指摘した。
 大豆は21〜22年度の米国産の期末在庫が予想を上回る上方修正となった一方、世界全体の期末在庫は下方修正され、市場予想も下回った。小麦は、米国産と世界全体のいずれも、期末在庫が市場予想を上回る上方修正となった。
 需給報告を通過し、市場の関心は南米の天候に移っている。アルゼンチンのブエノスアイレス取引所は12日付の月報で、国内の主要農業地域で昨年12月半ばから少雨が続いており、作物に影響が及んでいると説明した。
 ただ、今週末から来週前半にかけて降雨が予想されており、相場の重しになりつつある。アルゼンチンのトウモロコシや大豆の産地では、15〜17日に局地的なにわか雨が降る見通し。ブラジルのトウモロコシ、大豆の主要産地である西部や南部でも、今週後半から来週前半にかけ、局地的なにわか雨が予想されている。(続)
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