◎〔NY金市況・詳報〕金現物、上昇=ウクライナで非常事態宣言(23日)

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 23日の金現物相場は上昇。ウクライナ大統領による非常事態宣言の発令決定を受け、1オンス=1900ドルを上回る水準で推移した。
 金現物相場は、米東部時間午後1時43分(1843GMT)時点で、0.4%高の1906.58ドル。前日は約9カ月ぶり高値の1913.89ドルを付けていた。
 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりの清算値(終値に相当)は、0.2%高の1910.40ドル。
 この日はパラジウム相場も4.5%上昇し、約6カ月ぶり高値を付けた。最大の生産国ロシアからの供給が打撃を受けるという観測が広がった。
 ウクライナは23日、非常事態宣言を発令すると発表し、ロシアに滞在する自国民に避難するよう伝えた。ウクライナ政府機関のウェブサイトがサイバー攻撃を受けたとの報道もあり、地政学的緊張は一段と高まった。
 ロシアがウクライナ東部の親ロシア派2地域の独立を承認したことを受け、欧米諸国は対ロシア制裁を相次ぎ発表した。
 エクシニティーのチーフ市場アナリスト、ハン・タン氏は「地政学的緊張をめぐる懸念が後退すれば、金塊相場の主要な原動力となっている米連邦準備制度理事会(FRB)の政策引き締め路線は温存される。米国債の実質利回りは一段と上昇し、現在織り込まれているリスクプレミアは巻き戻される公算が大きい」と予想した。(ロイター時事)
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