◎〔NY金市況・詳報〕金現物、上昇=米利回り低下やドル安で(22日)

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 22日の金現物相場は上昇。景気をめぐる根強い懸念が残る中、長期金利の指標である10年物米国債利回りが低下し、ドル指数が下落したことを受け、金の投資妙味が高まった。
 金現物は米東部時間午後2時21分(1821GMT時点)0.2%高の1オンス=1721.29ドル。
 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりの清算値(終値に相当)は前日比0.8%高の1727.40ドル。
 ブルーライン・フューチャーズ(シカゴ)の主任市場ストラテジスト、フィリップ・ストレイブル氏は、ドル安に加え、成長株の下落や金利低下も金相場を支えていると指摘。米連邦準備制度理事会(FRB)が来週開く米連邦公開市場委員会(FOMC)は、金相場にとって「値動きを非常に荒くさせるイベント」になりそうだが、次回以降は、大幅な追加利上げは多くないだろうと予想した。
 スタンダード・チャータードのアナリスト、スキ・クーパー氏はリポートで、「FRBによる今月の利上げ幅が0.75%と仮定すれば、市場は短期的な下押しリスクをほとんど織り込んでいる。ただ長期的なトレンドはなお下向きだ」と分析。一方で、景気後退リスクが強まれば、現物市場に支援されるだろうと付け加えた。(ロイター時事)
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