◎〔NY金市況・詳報〕金現物、2年半ぶり安値=ドル高や米利回り上昇(23日)

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 23日の金現物相場は1.5%超下落し、2020年4月以来、約2年半ぶりの安値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利上げ姿勢を背景に、ドル高や米国債利回りが上昇を続けていることが響いた。
 金現物は米東部時間午後1時57分(1757GMT)時点で1.6%安の1オンス=1644.04ドル。一時は1.8%安の1640.20ドルまで下落する場面もあった。
 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値(終値に相当)は1.5%安の1655.60ドルだった。
 オアンダのシニアアナリスト、エドワード・モヤ氏は「ドルの上昇が続いているため、金相場は短期的には不安定な状態となるだろう」との見方を示した。その上で、「経済は明らかに景気後退に向かっている。ハードランディングのリスクが高まり、資金がドルに流れ続けている。これは金相場にとって良くないニュースだ」と話した。
 ドル指数は20年ぶりの高値を付け、ドル建ての金の需要は減退した。長期金利の指標となる10年物米国債利回りは10年4月以来の高水準となった。(ロイター時事)
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