ブラックベリーが決算受け下落 KPIが引き続き悪化=米国株個別

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 サイバーセキュリティのブラックベリー<BB>が下落。前日引け後に6-8月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だった一方、1株損益の赤字は予想ほど拡大しなかった。

 同社のチェンCEOは声明で、「最近の四半期に下された決定が成果を上げ始めており、サイバーセキュリティの年間経常収益(ARR)は来会計年度初めに成長を再開すると予想される」と述べた。

 ただ、アナリストからは不評で、「サイバーセキュリティ事業の重要業績評価指標(KPI)は引き続き悪化しており、ARRおよびドル建て保持率は前四半期比で低下している。同社のKPIの継続的な弱さ、不透明なマクロ環境、よりディフェンシブな企業への逃避により、この企業に対して慎重になっている」と指摘した。

(6-8月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.05ドル(予想:-0.07ドル)
・売上高:1.68億ドル(予想:1.68億ドル)
・粗利益率(調整後):63.7%(予想:62.4%)

(NY時間10:46)
ブラックベリー<BB> 5.02(-0.07 -1.39%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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