◎〔NY金市況・詳報〕金現物、1%超安=ドル高や利回り上昇で(28日)

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 28日の金現物相場はドル高や債券利回りの上昇を背景に1%超下げている。米経済統計でインフレ圧力が依然として高いことが示され、米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅な追加利上げを行うとの見方が強まった。
 金現物は米東部時間午後1時43分(1743GMT)時点で、1.3%安の1オンス=1641.30ドル。
 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値(終値に相当)は1.3%安の1644.80ドルだった。
 米商務省がこの日発表した9月の個人消費支出(PCE)は前月比0.6%増。PCE物価指数は前年同月比6.2%上昇と、高水準を維持した。
 ヘレウス・プレシャス・メタルズのシニアトレーダー、タイ・ウォン氏は、強い統計で「FRBは積極利上げの方針を維持し、利上げペースの減速が遅れるとの懸念がある」と話した。
 FRBは11月1、2両日の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げを、12月にも0.5%の利上げを決定すると見込まれている。
 金利が上昇すると、利子が生じない金を保有する機会コストが上がるため、金相場は米金利の動きに左右されやすい。
 コメルツバンクのアナリストはリポートで、「もしFRBが今後の利上げペースを緩めると示唆すれば、金相場は幾分支援される可能性がある」との見方を示した。(ロイター時事)
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