きょうはドル売りが再び強まる中で、ポンドドルは買い戻しが加速し、心理的節目の1.20ドル台を付ける場面が見られた。ただ、さすがに急ピッチな上昇に短期的な過熱感は否めず、その後は1.18ドル台に急速に伸び悩んでいる。 ロンドン時間に英雇用統計が発表されたが、労働需要の鈍化傾向が確認され、英労働市場が明らかにピークを過ぎたことを示唆していた。市場からは、現段階で問題なのは、冬に経済が後退するにつれて大幅な悪化が見られるかどうかということだとの指摘も聞かれる。 労働者への需要は間違いなく減少しており、求人率も明らかに減少傾向を示している。ただ、いまのところは人員削減というよりは採用凍結が中心。現状では企業の余剰人員が増える気配はないが、今後、この状況がかなり早期に変化し始めると可能性はあるとしている。 その場合、英中銀の利上げへの期待は後退し、ポンドを圧迫する可能性もある。ただし、市場のリスクへのセンチメント次第のところもありそうだ。 なお、明日は10月の英消費者物価指数(CPI)が発表され、前回よりも高い水準が見込まれている。 英ILO失業率(7-9月)8日16:00 結果 3.6% 予想 3.5% 前回 3.5% 英消費者物価指数(10月)9日16:00 予想 1.6% 前回 0.5%(前月比) 予想 10.6% 前回 10.1%(前年比) 予想 6.3% 前回 6.5%(コア・前年比) GBP/USD 1.1896 GBP/JPY 165.55 EUR/GBP 0.8732 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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