アジア株 香港株は急落、中国で半年ぶりにコロナ死者 ゼロコロナ緩和どころかロックダウン拡大の可能性 東京時間10:59現在 香港ハンセン指数 17452.51(-540.03 -3.00%) 中国上海総合指数 3067.31(-29.93 -0.97%) 台湾加権指数 14500.08(-4.91 -0.03%) 韓国総合株価指数 2415.34(-29.14 -1.19%) 豪ASX200指数 7140.00(-11.83 -0.17%) アジア株は総じて下落、中国での感染拡大が懸念されている。 中国で20日、新たに2万6000人超のコロナ感染者が確認された。首都北京市の新規感染者は951人と19日の600人台から急増、2名のコロナ死者が確認された。約半年ぶりにコロナ感染による死者が出たことで、ゼロコロナ緩和期待はいっきに後退。それどころかロックダウンなどの厳しいコロナ規制が導入される地域が拡大する可能性が高まっている。 感染拡大を受け北京市では人口が最も多い地域で自宅待機などのコロナ規制が21日以降も継続されるほか、広州市の一部地域でロックダウンを実施、石家荘市の一部地域では大規模なコロナ検査が実施される。 香港の李家超行政長官が新型コロナ陽性と判明した。タイで開かれたAPEC首脳会議後に香港に帰国、その際に実施したコロナ検査で陽性と判明した。なお、行政長官は先週末に中国の習近平国家主席と対面している。 週明け香港株は3.00%安と急落している。医療品や消費者サービス、不動産など幅広い銘柄が総じて下落。美団やアリババ、JDドットコムなどハイテク関連が大幅安に。感染拡大懸念からカジノ関連の下げがきつい。サンズチャイナは7.3%安、ギャラクシーエンターテイメントは3.9%安。 上海株も下落して始まっている。香港株の下げを嫌気して韓国株は下げ幅を拡大。プラス圏で推移していた豪州株と台湾株は上げを帳消しに。
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