音楽配信のワーナー・ミュージック<WMG>が大幅高。取引開始前に7-9月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。音楽制作、出版とも好調だった。 クーパーCEOは「長期的にクリエイティブな成功および継続的な売上高と最終利益の成長に向けて、非常に良い位置にある」」と述べた。 また「世界的な加入者数の増加、加入者価格の上昇、新興プラットフォームの拡大に支えられ、弊社の事業の勢いは絶好調だ」とも語った。 アナリストからは「業績は堅調だが、2022年度は53週となっていることを市場が認識しているかどうか不明。それを調整すると、比較可能な売上高は予想範囲内だったが、それでもEBITDAは予想を上回った」とのコメントも聞かれた。 (7-9月・第4四半期) ・1株利益(調整後):0.29ドル(予想:0.14ドル) ・売上高:15億ドル(予想:14.1億ドル) 音楽制作:12.4億ドル(予想:11.9億ドル) 音楽出版:2.54億ドル(予想:2.34億ドル) ・営業利益(調整後):1.63億ドル(予想:1.17億ドル) ・営業利益率(調整後):10.9%(予想:9.0%) ・EBITDA(調整後):2.76億ドル(予想:2.19億ドル) (10-12月・第4四半期見通し) ・1株利益(調整後):0.85~0.95ドル(従来:0.85~0.95億ドル)(予想:0.91ドル) ・売上高:57~62億ドル(従来:58.1~59億ドル)(予想:58.1億ドル) ・EBITDA(調整後):2.15~2.30億ドル(従来:2.90~3.10億ドル)(予想:3.03億ドル) (通期見通し) ・1株利益(調整後):0.85~0.95ドル(従来:0.85~0.95ドル)(予想:0.91ドル) ・売上高:57~62億ドル(従来:58.1~59億ドル)(予想:58.1億ドル) ・EBITDA(調整後):2.15~2.30億ドル(従来:2.90~3.10億ドル)(予想:3.03億ドル) (NY時間14:40) ワーナー・ミュージック<WMG> 30.64(+3.66 +13.57%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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