きょうのユーロドルは上に往って来いの展開が見られている。ロンドン時間には買いが強まり、1.05ドル台をうかがう動きも見せていたが、NY時間にかけてドル買いが復活し、ユーロドルは1.03ドル台に戻している。ただ、200日線が1.0385ドル付近に来ており、その水準はかろうじて維持されている状況。 市場では12月のECB理事会を巡って、利上げ幅で見方が二分している。確率的には0.50%ポイントが60%、0.75%が40%といったところ。今週はユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値の発表が予定されており、それが大きなヒントを与えてくれるかもしれない。 いずれにしろ、ECBはしばらく利上げを継続する可能性が高い。しかし、それはユーロに恩恵をもたらさないとの見方も少なくない。先週、シュナーベルECB専務理事が示したように、ECBは0.75%ポイントの利上げを継続する可能性もある。しかし、それが必ずしもユーロを支援することにはならないとも専務理事は述べていた。景気後退が待ち構える中、地政学的リスクも制御不能の状態。利上げは2023年の高インフレとリセッション(景気後退)とが重なるスタグフレーションを招く可能性があり、金融政策が効果を反映するには時間が必要な中、その間にもエネルギーコスト上昇が物価に転嫁され、インフレは持続するという。 EUR/USD 1.0380 EUR/JPY 144.17 EUR/GBP 0.8632 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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