パウエル発言を受けて１２月の０．５０％ポイントの利上げ確率が７５％に＝ＮＹ為替

　　日本時間の３時半からパウエルＦＲＢ議長の講演が始まっている。議長は「利上げペースを緩める時期が早ければ１２月に来るかもしれない」と述べた。また、「金利のピークは９月の予測よりも幾らか高い可能性が高い」とも語った。全体的には前回のＦＯＭＣ後の会見とトーンは一緒であるものの、具体的に１２月に言及してきたことで、市場は１２月ＦＯＭＣでの０．５０％ポイントの利上げ期待を高めている。ＣＭＥのＦＥＤウォッチでは確率が７５％に上昇。前日は６５％程度だった。

　為替市場ではドル売りの反応が強まっており、ドル円は１３８円台半ばまで下落しており、ＮＹ時間に入ってからの上げを帳消しにしている。

USD/JPY　138.63　EUR/USD　1.0361　GBP/USD　1.1997

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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