アジア株 総じて下落、香港株は急反発

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:04現在
香港ハンセン指数   19450.23(+635.41 +3.38%)
中国上海総合指数  3197.35(-2.27 -0.07%)
台湾加権指数     14553.04(-76.97 -0.53%)
韓国総合株価指数  2371.08(-11.73 -0.49%)
豪ASX200指数    7175.55(-53.84 -0.74%)
インドSENSEX30種  62579.81(+169.13 +0.27%)

 8日のアジア株は総じて下落。上海株は小幅続落。前日終値付近でのもみ合いが続いた。コロナ規制の緩和期待から上昇してきたものの、買いが一巡したことで、上昇が続かなくなったとみられる。香港株は急反発。中国本土に続いて香港でもコロナ規制の緩和に踏み切るとの報道を受けて、買いが広がった。
    
 上海総合指数は小幅続落。太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、保険大手の中国人寿保険、医薬品関連の上海復星医薬が買われる一方で、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、航空機メーカーの中航沈飛が売られた。
   
 香港ハンセン指数は急反発。ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)が買われた。
   
 豪ASX200指数は続落。道路建設会社のトランスアーバン・グループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが買われる一方で、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行、医薬品メーカーのCSLが売られた。

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