半導体のブロードコム<AVGO>が上昇。前日引け後に8-10月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの1株利益は予想を上回った。第1四半期の見通しも公表し、売上高見通しが予想を上回っている。法人顧客やクラウド・インフラストラクチャ業界からの需要が引き続き堅調であることが示された。 今回の見通しは同社が広範なチップ業界でのアウトパフォーム継続を示唆している。アップル<AAPL>のアイフォーンの主要部品や、アマゾン<AMZN>のデータセンターで使用されるチップなど、同社のタンCEOが選択した最終市場により、他の急激な景気後退から同社を守ることができた。 アナリストからは「業界のライバルの多くとは対照的に、同社は驚くほど一貫した実行と結果を達成した。予想を上回る業績と見通しを達成したのは、クラウド、サービスプロバイダー、エンタープライズにおける継続的な強みによるものだ」との評価も出ている。 (8-10月・第4四半期) ・1株利益(調整後):10.45ドル(予想:10.25ドル) ・売上高:89.3億ドル(予想:89.0億ドル) 半導体:70.9億ドル(予想:70.1億ドル) インフラソフトウエア:18.4億ドル(予想:18.8億ドル) ・営業利益(調整後):55.0億ドル(予想:54.5億ドル) ・EBITDA(調整後):57.2億ドル(予想:56.2億ドル) (11-1月・第1四半期) ・売上高:89.0億ドル(予想:88.0億ドル) ・EBITDAマージン(調整後):約63% (NY時間10:27) ブロードコム<AVGO> 547.46(+16.38 +3.08%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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