NY株式9日(NY時間14:16) ダウ平均 33684.99(-96.49 -0.29%) ナスダック 11087.07(+5.07 +0.05%) CME日経平均先物 27835(大証終比:-15 -0.05%) 早いもので今年もあと残り3週間だが、この時期になると米株式市場では「サンタクロース・ラリー」という言葉をよく耳にする。12月は節税対策に伴う売りが出やすいが、クリススマスの頃になると、その売り圧力もほぼ無くなり、来年への期待感から、新年にかけて買い戻しが活発化することを指す。 ただ、「今年はサンタクロース・ラリーを当てにしてはいけない」との声が数多く聞かれ、それへの期待は薄氷を踏むようなものだと警告している。S&P500は10月に8%、11月に5.4%上昇したが、今年のサンタクロースは10月末のハロウィンの時期にプレゼントをもう置いて行ってしまったという。 12月はこれまでに約5%下落しており、市場が今月の下げトレンドから抜け出すのは容易ではないと指摘している。来週の米消費者物価指数(CPI)やFOMCのイベント次第との声も一部にはあるが、FRBや企業経営者、ストラテジストから来年の景気後退論が再三に渡って言及される中で、投資家の株式投資に対するセンチメントもかなり低下しており、12月に入ってからの下げトレンドがクリスマスを機に反転するとは考えにくいという。 アップル<AAPL> 144.22(+1.57 +1.10%) マイクロソフト<MSFT> 246.78(-0.62 -0.25%) アマゾン<AMZN> 89.62(-0.73 -0.81%) アルファベットC<GOOG> 93.84(-0.11 -0.12%) テスラ<TSLA> 181.11(+7.67 +4.42%) メタ・プラットフォームズ<META> 116.75(+1.42 +1.23%) AMD<AMD> 69.60(-0.88 -1.24%) エヌビディア<NVDA> 173.31(+1.62 +0.95%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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