◎〔NY金市況・詳報〕金現物、上伸=米利上げ減速期待で(9日)

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 9日の金現物相場は上伸。ドルや米国債利回りが上昇する一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを来年初頭から減速させるとの期待に支えられた。
 金現物は米東部時間午後2時7分(1907GMT)時点で、0.5%高の1オンス=1798.40ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりの清算値(終値に相当)は、0.5%高の1810.70ドル。
 ハイ・リッジ・フューチャーの金属取引ディレクター、デービッド・ミーガー氏は「市場はFRBが利上げを終了する時期に注目しており、それが金相場の支えになっているようだ」と話した。
 FRBは13、14両日に開く今年最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、0.5%の利上げを決定すると予想されている。
 キネシス・マネーの市場アナリスト、ルパート・ローリング氏はリポートで、金相場のポジティブな地合いが続くかどうかは、FRBの利上げ幅や、FOMC後にパウエル議長が行う記者会見での発言次第だとの見方を示した。
 ただ、11月の米卸売物価指数(PPI)は予想を上回る伸びとなり、市場ではFRBの政策見通しをめぐる不透明感が強まった。
 PPIの発表後、ドルは買われ、10年物米国債利回りも上昇した。
 市場の注目は、13日発表の米消費者物価指数(CPI)に移っている。
 オアンダのシニアアナリスト、エドワード・モヤ氏はリポートで、「CPIの伸びが大きければ、FRBは利上げ打ち止め前に0.5%の利上げを連続で決めるかもしれない。そうなれば、金相場はここ1カ月かけて上昇した分を一部失う可能性もある」と述べた。(ロイター時事)
[時事通信社]

このニュースの著者

JIJI PRESS

情報提供:時事通信社

時事通信社は国内外に幅広い取材網と配信ネットワークを要しており、プロのニーズにこたえるニュースの提供を通じて社会に貢献しています。

本画面および本画面に掲載している情報(本情報)の知的財産権その他一切の権利は、時事通信社およびその情報提供者に帰属しています。無断で使用(転用・複製等)することはできません。本情報は、情報提供を目的としたものであり、投資勧誘や推奨を目的としたものではありません。また、信頼できる情報源に基づき万全を期して作成されていますが、時事通信社がその内容の正確性や完全性などを保証するものではなく、将来予告なく変更される場合があります。時事通信社およびその情報提供者は、本情報などに基づいて被ったとされるいかなる損失、損害についても一切の責任を負いません。