アジア株 香港株は0.6%高、1月にも中国ー香港で検疫なしの渡航開始へ カジノ関連が高い 東京時間11:12現在 香港ハンセン指数 19591.34(+127.71 +0.66%) 中国上海総合指数 3175.10(-3.94 -0.12%) 台湾加権指数 14626.86(+14.27 +0.10%) 韓国総合株価指数 2374.47(+1.45 +0.06%) 豪ASX200指数 7203.10(+22.27 +0.31%) アジア株はまちまち。台湾や韓国は小動き、需要イベントである米CPIとFOMCを控え様子見ムードが広まっている。 香港株は0.66%高、中国コロナ規制緩和が好感されている。ギャラクシーエンターテイメントとサンズチャイナが3%超高とカジノ関連が高い。不動産やハイテク、エネルギー関連も軒並み上昇している。 中国と香港が早ければ来年1月9日にも検疫なしの渡航が開始されるとの報道が伝わっているほか、中国駐米大使が、中国はコロナ規制をさらに緩和し、近い将来、多くの外国人旅行者を歓迎するだろうと語った。 ただ一方で、感染拡大懸念は高まっている。PCR検査数が減っていることから、中国の1日あたりの感染者の数は減少し続けているが、実際のところ、首都北京市を中心に大都市で感染が急増していると各メディアが報じている。北京市では救急車の出動要請が急増、3万件を超えているもよう。 また、米FOMCをあすに控え警戒感も広がっている。香港は米ドルに連動するペッグ制を採用していることから、米国が利上げ幅を拡大すれば、香港の基準金利も利上げ幅が拡大される。先週の米PPIが予想を上回る結果となったことから、きょうの米CPIもやや強い数字になるのではないかとの見方が広がっており、仮に強い数字なら米利上げは長期化する可能性がある。
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