◎〔NY金市況・詳報〕金現物、上昇=米物価指標の伸び率鈍化で(23日)

配信元:時事通信社
著者:JIJI PRESS
 23日の金現物相場は連休を控える中で小幅上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを減速させるには十分ではないが、米国のインフレ鈍化を示す統計を好感した。
 金現物は米東部時間午後2時22分(1922GMT)時点で、0.2%高の1オンス=1796.53ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりの清算値(終値に相当)は0.5%高の1804.2ドル。週間では約0.2%上昇した。
 米商務省がこの日発表した11月の個人消費支出(PCE)物価指数は前月比0.1%上昇(前月0.4%上昇)となり、インフレの鈍化が示された。
 2022年7〜9月期の米実質GDP(国内総生産)確定値が年率換算で前期比3.2%増となり、従来予想よりも早い景気回復が示されたことで金相場は22日、1%以上下落した。
 金相場は年間ベースでは2年連続で下落しており、約2%安となっている。
 ただ、キトコ・メタルズのシニアアナリスト、ジム・ワイコフ氏は「23年には金属需要が回復するだろう。インフレは依然問題かもしれないが、中央銀行は年央ごろからガスを抜き始め、それが金属相場の支援材料になるだろう」と指摘した。
 さらに、世界最大の金消費国である中国での新型コロナウイルス感染者の増加は、現物買いに影響を与える可能性があるため、市場関係者は状況を引き続き注視していた。(ロイター時事)
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