NY貴金属引け速報=総じて上昇、金は米国債利回上昇が圧迫要因も小幅高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    金   23/12  1935.7  +   1.4      プラチナ    24/ 1   906.2   +  6.8
         24/ 2  1955.4  +   1.5              24/ 4   913.1   +  5.9
    銀   23/12  2302.4  +  25.9      パラジウム   23/12  1146.70  -  0.10
        24/ 3  2335.2  +  25.7              24/ 3  1155.60  -  0.40
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ニューヨーク金、銀は反発。終値の前日比は金が1.3〜2.5ドル高、中心限月の
12月限が1.4ドル高、銀が24.8〜33.9セント高、中心限月の12月限は
25.9セント高。
 金12月限は小反発。時間外取引では、バイデン米大統領が18日にイスラエルを訪
問報道が圧迫要因となり、1940ドルが抵抗線ながら買いが先行となり、小高く推
移。日中取引では、9月の米小売り売上高が事前予想を上回ったことで米10年債利回
るが上昇したが、序盤、上げ幅を拡大した。1940ドル超えとなり、1944.5ド
ルまで上昇。19日にパウエルFRB議長が講演を控え、利食い売りの動きもあり、前
半で上げ幅を削る動きとなった。米国債の利回り上昇が圧迫要因ながらも地政学的リス
クやユーロ高・ドル安に支援され、小幅高で引けた。
 銀12月限は、時間外取引では小幅高で推移。日中取引は上げ幅を拡大し、2300
セント台を維持して引けた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは総じて小反落。前日比
は、プラチナが4.8〜6.8ドル高、中心限月の1月限が6.8ドル高、パラジウム
が0.40ドル安〜11.10ドル高、中心限月の12月限は0.10ドル安。
 プラチナ1月限は続伸。時間外取引では、金・銀の小幅高に支援され、買い優勢とな
り、900ドル台を回復して推移。日中取引では上げ幅を拡大した。金に対して割安感
もあり、堅調に推移した。
 パラジウム12月限は、欧州時間に売り優勢となり、小安く推移。日中取引は方向性
を欠き、小安く引けた。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。