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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2024/03 442.75 445.50 438.25 438.75 - 4.00
2024/05 453.25 456.25 450.00 450.50 - 2.75
2024/07 462.00 464.75 460.00 460.50 - 1.50
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 410,247 277,583 1,628,947 (+ 4,155)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(2月12日−2月16日)
コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
コーンベルト東部の気温は平年並。雨量は平年を下回る。
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コーンはまちまち。期近が下落。終値の前営業日比は4.00セント安〜0.50セ
ント高。期近3月限は4.00セント安の438.75セント。
8日発表の米農務省(USDA)月例需給報告を前にして玉整理主体となった。全体
的に狭いレンジ内での高下となるなか、米利下げ観測が後退する中でのドル買いの動き
とこれが輸出を圧迫するとの警戒感や、主要供給国であるアルゼンチンの23/24
穀物年度の生産量が高温乾燥に見舞われた前年度から大きく回復するとの見通しが重石
となり3月限は売り優勢で運ばれた。
3月限は442.75セントで取引を開始した後、欧州の時間帯を終えるまで
443.50セントを中心とする狭いレンジで高下した。シカゴの時間帯序盤に
445.50セントの高値に達したところを売り込まれて440セントを割り込んだ後
は頭重い足取りとなり、引け直前に438.25セントの安値を付けた後、安値に近い
水準で取引を終えた。
ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)
<ブラジル産地>
今週いっぱい、中部では散発的な降雨が続くだろう。一方の南部では週末まで降雨は
発生しないが、週末の降雨時にはまとまった雨量が見込まれる。中部での雨量は平年並
で、ほとんどの地域での農作業のペースは平年並み。なお一部地域では土壌水分過多と
なっている。
<アルゼンチン産地>
7日までに前線が到来し南部地域では局地的な降雨になるだろう。この前線の移動人
もない今週後半から今週末にかけて広い範囲で降雨が発生する見込み。一方の気温は平
年並まで低下するだろう。アルゼンチン産地では数週間に渡って最高気温が38℃を超
える高温乾燥が続いていたため、降雨が必要となっている。
シカゴ小麦は反発。続落して売り警戒感が高まっていたことや、8日の米農務省(U
SDA)月例需給を控えた玉整理の動きから買い優勢となった。期近3月限は前日比
4.75セント高の595セントで終了。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
週末は低気圧の到来に伴いまとまった雨量を伴う降雨が発生。山地に近い北西部では
大雪となった。この低気圧は7日から8日にかけて移動し散発的な降雪となる見込み。
また、10〜11日にかけて南部地域でも豪雨又は雪となる見込み。一部地域では土壌
水分が乾燥気味だが、これらの雨や雪により改善に向かうだろう。
今日の材料
・ブラジル中部では広い範囲で雨がちな天気に。
・ブラジル南部でも週末にかけて降雨発生へ。
・アルゼンチン産地では週末にかけて降雨発生へ。乾燥緩和が期待される。
・米小麦産地では慈雨が続く見通し。
MINKABU PRESS
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