[今夜の視点]金・銀=米10年債入札や中東情勢を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、上げ一服。きのうの海外市場では、米国債の利回り低下を
受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の2035.39ドルから、買いが一
巡し、もみ合いとなった。午後に入ると、ドル安一服を受けて2033ドル台まで下落
した。
 米3年債入札で堅調な需要がみられ、米国債の利回りが低下した。今夜は10年債
(420億ドル)の入札がある。米格付け会社ムーディーズが米地銀NYCBの格付け
をジャンク級に引き下げており、米国債の利回り低下が続くと、金の支援要因になると
みられる。一方、イスラム組織ハマスが休戦案に対する回答を行った。ブリンケン米国
務長官はイスラエル訪問で当局者と協議する。
<今夜の予定>
・独鉱工業生産指数 2023年12月(経済技術省)
・米貿易収支 2023年12月(商務省)
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