前週は上値の重い展開になった。引き続き南米の供給環境が安定しており、需給緩 和見通しが織り込まれている。南米産の大量供給が行われる可能性が高まっていること が嫌気されている。また、それが米国産の需要減退を招くリスクも警戒されている。米 農務省(USDA)のアウトルック・フォーラム(展望会議)で、トウモロコシ、大豆 ともに2024/25年度の在庫積み増し見通しが示されたことも嫌気された。原油相 場は堅調に推移したが、穀物相場は安値更新サイクルを維持した。 今週も上値の重い展開が続こう。南米の天候リスクは想定されておらず、需給緩和見 通しの織り込みが続く可能性が高い。特に輸出データが低調な数値になると、売り安心 感が更に強まろう。トウモロコシを中心に過熱感も強くなっているため、自立反発が試 される可能性はある。現物市場が安値に抵抗を見せ始めていることにも注意が求められ よう。ただし、戻りは引き続き売られる可能性が高い。 予想レンジは、トウモロコシが405〜430セント、大豆が1150〜1200セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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