[今夜の視点]シカゴコーン=2月安の底入れとなるか否かに注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は小幅なもみ合い。3月限は直近は419セント台と強含み
で推移している。前日の戻しで2月安の底入れとなるのか否か、今週の値動きが3月に
かけての値動き水準を決めることになりそうだ。目先はこれまでの安値更新で南米関係
の弱材料を織り込んでしまったのかどうかが注目されよう。
 期近つなぎ足の週足で見ると、前日の当欄で指摘したように、78.6%押しが
415.00セントだったため、このまま戻せばチャート上は分かりやすくなる。
 前日のシカゴは上伸。週間輸出検証高が91万トン台と、前週から小幅に増加するな
か、デイリー報告で日本向けに大口の輸出成約が発表されたことや、小麦が期近から急
反発して、大豆も上伸したことでシカゴ穀物全面高の様相となり、コーンも安値から切
り返した。

 3月限は414.75セントの一代新安値を付けたものの、その後は反発して引けは
418.75セントだった。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】 2/22 04:00 FOMC議事録公表 1月30-31日(FRB)
【工業】 2/22 06:30 週間石油統計(API)
◆ カナダ ◆
【経済】 22:30 新築住宅価格指数 2024年1月(カナダ統計局)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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