［今夜の視点］金・銀＝米ＦＯＭＣ議事録を確認

　金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米国債の利回り低下を受け
て堅調となった。アジア市場では、朝方の２０２３．９７ドルから、上げ一服となった
が、押し目を買われた。午後に入ると、ドル安を受けて２０３１ドル台まで上昇した。
　米国債の利回り低下が支援要因になった。英国やカナダの国債利回りが低下し、ポジ
ション調整の動きが続いた。ただ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利下げ観測後退に変わ
りはない。今夜は米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事録の発表がある。金融当局者
の利下げに慎重な姿勢が示されると、戻りを売られる可能性がある。
＜今夜の予定＞
・米FOMC議事録公表 1月30-31日（FRB）
MINKABU PRESS

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