修正:LME市況=全面高、銅は買い戻しの動きが広がり続伸

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,177.71  + 19.68       2,219.50  + 26.00
    アルミ合金      1,820.00     0.00        1,820.00     0.00
     銅         8,456.50  + 32.51        8,542.00  + 42.00
    ニッケル      16,707.00  +594.50       16,930.00  +583.00
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 アルミ3カ月物は反発。2227ドルで買い優勢で寄り付いた直後に2216ドルま
で上げ幅を縮小したが、その後に再上昇。これまでの下落の後で売り警戒感が強まるな
か買い戻す動きが広がり、一時は今月1日以来の高値となる2269ドルを付けた。高
値圏でもちあったが引けにかけて上げ幅を縮小したが、堅調に引けた。この日の高値か
らは50ドル近く値を落として終えており、目先の買い一巡の可能性を示す値動きとな
った。
 2月20日の指定倉庫在庫は2550トン減の56万2125トン。
 銅3カ月物は続伸。アジアおよび欧米株式市場はまちまちと頭重い足取りとなったう
え、ドルも高止まりとなったが、これまで低迷した後の反動から買い戻す動きが広がっ
た。8520.5ドルで堅調に取引を開始した後、8499ドルまで値を落とす場面が
見られたがすぐに浮上。しばらく8540ドル前後で高下した後、米国の時間帯を迎え
ると8604.5ドルの高値に到達。転売を受けて高値を離れた後は上げ幅を縮小した
が8500ドル台半ばを維持して引けを迎えた。
 2月20日の指定倉庫在庫は1850トン減の12万4075トン。

 ニッケル3カ月物は大幅高。1万6425ドルで高寄りした後は、1万6400ドル
がこのひの安値となり、マイナスサイドに沈むことなく、ほぼ右肩上がりの足取りを展
開。今年に入ってから1万6800ドル以下での低迷場面が続いていたが、その反動高
となり年初来の高値となる1万6950ドルまで浮上し、500ドルを超える上げ幅と
1万6900ドル台を維持して引けた。
 2月20日の指定倉庫在庫は24トン減の7万0296トン。
今日の材料
・21日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は続伸、28.23ポイント高の2950.96ポイント。
・欧州株はまちまち。市場の関心がこの日発表されるエヌビディアの決算とFOMC議事
 録に集中した。英FTは下落。独DAXは小幅高。シーメンス・エナジーやBMWが
 上昇。
・1月開催のFOMC議事録が公表され、政策金利がピークに達している可能性が高いと
 判断。金融緩和による潜在的リスクを指摘が示された。
・ドルはまちまち。ドル円は概ね1ドル=150円台前半で推移。ユーロドルは1ユーロ
 =1.0824ドルで頭打ちながら、しっかり。
・米国株はまちまち。ニューヨークダウは48.44ドル高。ナスダック指数は49.91ポイ
 ント安。
・ニューヨーク貴金属は下落。ニューヨーク原油は反発。
MINKABU PRESS
*今日の材料、米国株を修正。

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