●短期見通し穀物、作付け期までは持ち合い中心に=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、400セント水準で下げ一服となり、自律反発局面に移行してい
る。需給緩和評価に大きな変化は見られないが、下げ一服でファンドが持ち高調整を進
めていく局面になる。ただし、450セント水準では農家売りも強く、ここから更に上
値を試すには米作付けリスクなどの織り込みが求められる。産地では若干乾燥傾向が強
いが、まだ天候相場型の値上がりは求められていない。28日に米農務省(USDA)
の作付意向面積が発表されるため、そこまで大きく動きづらい。
 大豆は、穀物市場全体で持高調整の動きがみられ、大豆も修正高の局面に移行してい
る。まだファンドが膨大な売りポジションを抱えた状態にあり、ショートカバーのニー
ズが残される。ただし、1200セント台では農家の強力な売り圧力も確認されてい
る。自律反発を上昇相場に発展させるのは難しい。南米産の供給圧力は強く、米国産の
輸出は低迷している状態に変化は見られない。短期需給環境には買い材料が乏しく、専
ら修正高の目線に留まる。米国の作付けリスクを織り込む動きの有無が次の焦点にな
る。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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