●論点解説ゴム、台湾地震の影響はみられず=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 ゴム相場は売買高が低迷し、膠着感を強めている。産地の集荷量は改めて抑制されて
いるが、産地相場は明確な底入れを確認できていない。中国経済の減速懸念もあって原
油や非鉄金属相場が底固さを見せていることはポジティブだが、ゴム相場に対する影響
は限定されている。台湾地震で自動車向け半導体供給への懸念も浮上しているが、新車
用タイヤ需要のリスクを織り込むような動きも見られない。4月はタイなどが減産期の
ピークを迎えるが、産地相場の動向をみながらの展開が続こう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。