石油午前=堅調、イランとイスラエルの武力衝突開始を警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は堅調。イスラエルがシリアのイラン大使館を空爆したことから、イ
ランによる報復が警戒されている一方で、イスラエルは反撃態勢にある。本日、あるい
は8日にもイランが攻撃を開始するとの観測がある。ただ、円相場が1ドル=150円
後半まで円高・ドル安推移したことは重し。時間外取引でニューヨーク原油は上値が重
い。
 日中取引開始後、原油の2024年8月限は上昇。ただ、夜間取引で8万1500円
まで一代高値を更新した後は利益確定の売りにやや押し戻されている。
 午前10時56分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
570〜710円高。
 午前10時56分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が930枚。
【イスラエルは戦時体制に】
 イランとの戦争が警戒されるなか、イスラエルでは人々が食料品店などに殺到し、備
蓄を開始している。国外退去する人々も多い。病院は負傷者の増加に備えるよう指示が
出ているようだ。
【海外原油夜間取引=上げ幅を縮小】
 ニューヨーク時間外取引で5月限は前日比0.10ドル高の86.69ドルで推移。
本日これまでの高値の87.07ドルから押し戻されている。安値は86.64ドル。
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