金・銀市況=金は反落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,056   -154    11,079  -116  : 2,280.79   -15.49
銀          129.0   -3.0     130.0  -4.0  : 2,671.00   -30.00
プラチナ     4,475    -77     4,484   -77  :   924.40   -12.80
パラジウム   4,990      0     4,990     0  : 1,009.35   -13.53
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    151.20   -0.42  ユーロ・ドル相場   1.0823  -0.0022
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【市況】
 金は反落。金はニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まったのち、利食い売り
などが出て軟調となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の下げ一服が下支えになっ
た。銀は金急落を受けて先限が下落し、他の限月も帳入値で下落した。
 前営業日比は、金標準、金ミニが154〜99円安、ゴールドスポットが106円
安、銀が4.0円安〜変わらず。
 推定出来高は、金が7万4130枚、金ミニが1万0836枚、ゴールドスポットが
1万8267枚、銀が8枚。
【金は米雇用統計前の手じまい売りが圧迫】
 金先限は1万1008円まで下落した。ドル建て現物相場の急落や円高が圧迫要因に
なった。円相場は1ドル=150円台後半まで円高に振れた。銀先限は129.1円ま
で下落した。
 金は米雇用統計の発表を控えて手じまい売りが出たことが圧迫要因になった。米ミネ
アポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、先月の連邦公開市場委員会(FOMC)では年
内2回の利下げを見込んだが、「インフレ率が横ばいで推移し続けるなら、利下げを行
う必要があるのか疑問視される」と述べた。労働市場の堅調が続くと、利下げ観測が後
退する可能性もある。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、、米新規失業保険申請件数
の増加などを受けて史上最高値を更新したが、利食い売りなどが出て上げ一服となっ
た。アジア市場では、朝方の2290.20ドルから、手じまい売りなどが出て軟調と
なり、2267ドル台まで下落した。午後に入ると、押し目を買われて下げ一服とな
り、2281ドル台まで戻した。
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