●短期見通し穀物、戻り売り優勢の地合が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、産地の作付け環境は良好であり、作況報告の数値も良好。作付け期
に天候リスクを織り込んでいく必要性は乏しいことが確定した。天候相場目線で戻り売
り優勢の地合が続く。6日はブラジル税制変更の動きで急伸したが、一時的なものに留
まろう。ブラジル産の供給環境に不確実性が高まるも、当面のブラジル産輸出が大きく
落ち込むリスクは低い。大きく値を崩す価格水準にもないが、430セント水準での下
げ止まりの有無が当面の焦点になる。農家売り渋りの有無の方が重要。
 大豆は、米国の作付け環境は良好であり、米国産の供給不安を織り込む必要性は乏し
い。作付け期を無難に消化したことで、豊作見通しが強い。洪水被害が発生したブラジ
ル産の供給不安はあるが、アルゼンチン産の供給が順調であり、国際需給のタイト感も
乏しい。ブラジル税制変更の影響で短期的に値動きが不安定化しやすいが、米国産の輸
出急増といった動きがなければ、大きなインパクトはないだろう。輸出、圧砕需要とも
に低迷しており、需要サイドの要因でも値上がりは求められない。1150セントまで
下値は切り下がる。農家売り渋りのラインを打診する。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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